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일본어언문화연구 7

일본어언문화연구 7

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本論文集は、2023年8月延辺大学で開催された「異文化背景における中日人文交流及び地域研究シンポジウム」で口頭発表され、その後投稿された論文から厳選した30篇の論文をまとめたものであります。「異文化背景における中日人文交流及び地域研究シンポジウム」は国内外の研究者たちが一堂に会して率直な議論を進めることで、平和な未来に向けた真の協力と友好関係を築くためのささやかな場となることを念じて、開催されました。2009年、「第一回中日韓朝言語文化比較研究国際シンポジウム」が開催されて以来、今年で第七回目となります。本シンポジウム開催の主な目的は、国家的・民族的・政治的な障壁を乗り越えた、東アジア全体を視野に入れた人的・学術的交流を通して、この地域における日本研究を中心とした人文・社会系学術研究のさらなる活性化とそれによる経済的効果の増大にあります。中日両国は国レベルの政治的な齟齬により、相変わらず不協和音が続いておりますが、このような時期であるからこそ、本シンポジウムを開催する必要があるのではないかと思われます。本シンポウムは延辺大学外国語学院、延辺大学外国語言文学一流学科、延辺大学日本研究センター主催、日本国際交流基金北京日本文化センター、東アジア日本学研究学会、外語教学と研究出版社との共催の下で行われました。大会の初日には、浙江大学アジア文明研究院副院長・日本文化研究所所長の王勇教授と上海外国語大学の施建軍教授より、それぞれ「“汉字民族”的崛起」と「大規模言語モデルに基づいた中日同形語意味の考察手法について」というテーマの基調講演がありました。それに続いて「日本語教育が直面する新たなチャンスと挑戦」と「地域研究背景下の日本学研究」というテーマで、中国の大学からそれぞれ6名の学者を招いてパネルディスカッションを行いました。大会の二日目には大会講演と大学院生フォーラムが設けられ、大学院生フォーラムでは大東文化大学の田中寛教授と同済大学の劉暁芳教授がそれぞれ「日本語教育の実践と日本語研究の方向について」と「日本学研究的方法论漫谈—以日本文学的经典重读为例-」というテーマで講演を行われました。そして、大会講演では名古屋大学の杉村泰教授と天津外国語大学元学長修剛教授がそれぞれ「日本語の視点研究 ―自他受身と指示詞の選択を例に―」と「歴史的転換点を迎える中国の日本語専攻教育」というテーマで講演をしました。それに続く分科会の発表では日本語教育、翻訳、言語、文学、文化など12分科会に分かれ、60篇以上の研究発表が行われました。  二日間にわたって行われたシンポジウムでは、東アジアの言語・文化・文学・教育等の分野の専門家が一堂に集まり、幅広い分野の学術交流を通して相互の友情を深め、今後の学術交流の展望について共通認識が得られました。本論文集は、この度のシンポジウムにおいて口頭発表された論文の中から、論文審査委員会の厳選を経て精選された30篇を収録したものですが、日本語教育、言語、文化、文学、歴史など、幅広い分野にわたっています。今回のシンポジウムの開催に当たって、国際交流基金北京文化センター、外語教学と研究出版社、東アジア日本学研究学会など、数多くの団体や組織から物心両面の支援をいただき、心より感謝の意を表します。また、本大会にご参加いただいた専門家、研究者ならびに院生諸君に深甚なる謝意を表します。一つ断わっておきたいことは、すべての投稿論文には一切編集者の手が加わらず、必要に応じて個別的に修正意見のみ送ったことであります。したがって、論文の内容や文字表現は各自の責任に帰するものであります。本論文集が、読者たちに有益な示俊を与えるものと期待していると同時に、少しでも国内外の東アジア日本学研究に役に立てればと期待しております。最後に、本論文集の編集過程の全般にわたり、不備や行き届いてないところも多いかと存じますが、投稿者や読者皆様のご????責を乞う次第であります。